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2017-04

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ブラジル遺伝子組み換え食品事情、ある母の視点。 - 2014.02.23 Sun

ここに来て私が特に食について気を付けていることは、
“遺伝子組み換え”食品について。

日本にいる時から食べ物には気を使っていたつもりだったけれど、
それはお肉はたまにとか、海藻や野菜、乾物、発酵食品をなるべく取るとか、
出来合いのものは買わない、とかそう言った類のもので、
遺伝子組み換えの食品については深く考えたことはなかった。

商品の袋に記されている"遺伝子組み換えではない大豆”というのを目にする、
ただそれだけだった。

ブラジルに来て1年が過ぎた頃、
ジャムやベジタリアンパテを製造しているMarabuという以前WWOOFでお世話になったホストを再度訪ねた時、滞在当時から気になっていたけれど質問しそびれていたことを聞いた、

「なんでここではひまわり油を使ってるの?」
ブラジルでは大豆油が一般的に消費されていて、
旅の合間にお世話になってる義父母の家でもそうだったから。

答えは、
「大豆油は遺伝子組み換えだから。」
ものすごくショックだった、
一年もの間何も知らずに娘に遺伝子組み換えの油を与えてきてしまったのかと。

でも油だけじゃなかった。

それから数か月後遺伝子組み換えの商品にはマークがついているという事も遅れて知った。
(△黄色のTマーク。)
_2230499.jpg

そうなるとどんどん目に入るようになったTマークの数々。

ブラジルの伝統食ポレンタやケーキでよく使われるとフバ(とうもろこしの粉)、
Uiの大好きなポップコーンなどのとうもろこし商品、
ほとんどの家庭やレストランで使われている大豆油、
家畜用の飼料、
ベーキングパウダーにまで。

“遺伝子組み換え”というものが一気に身近になった、
いろいろ調べた。

遺伝子組み換え食品の危険性(腫瘍、がん、不妊など)はネットで調べればいくらでも出てくるので詳しくは他に譲るとして、
それらの事実を知った上で大切な娘にそれを与えるというのは形容し難い胸の痛み。

食のことはとてもデリケートなことで難しいのだけれど、
Uiのことを思うと背に腹は代えられぬ、
義父母にも説明して家庭には遺伝子組み換え商品を入れないように協力をお願いした。

それでも一歩家庭の外で食事すれば、
ほぼ確実に遺伝子組み換えの食品を口にしてしまうという現実。

食や健康への意識が高いWWOOF先のホストでさえ、
100%遺伝子組み換えのものは使っていないというところに正直出会ったことがない。
それはベーキングパウダーだったり、ニワトリの飼料だったり、
気になっているけれどしょうがないと許容しているようだった。
それだけブラジルには蔓延してしまっている。

それでも家に引きこもっているわけにもいかず、
家庭でできることは全てして、
外でご飯を食べる時は食事を与えられることに感謝する、
作って下さった方に感謝する、
という方に心を置く。
それは本当にそうだし、ストレスだってよくない。
ちなみにWWOOFに行くときは非遺伝子組み換えの油、BP、ポップコーンのとうもろこし、フバなどは自分たちで用意して持ち込んでいる。

事実を知っていくと遺伝子組み換えのよくないのは食事として体に取り入れる危険性の他に、
生態系を狂わせる、農家を、またその近隣住民を苦しめる、
実際多くの人が命を落としているという事実を知った。
一部の人が儲けるために多くの人々が苦しめられる、
何かに似てない?

そう私には原発と重なる。

3.11以降も無関心の人もいれば、
食べ物による内部被ばくから子どもの身を守るために必死に頑張ってる母親たちもいる。
放射能に汚染されている食べ物だって、
遺伝子組み換えの食べ物だって、
そこに危険性をはらんでいるなら愛しい我が子に食べさせたくないというのが母親の心理だと思う。

そこで毎日の生活のことと様々なことを天秤にかけながら、
ここまでは許容できるという範囲を胸の痛みを感じながら決めていく。

ブラジル人の遺伝子組み換えの態度はどうかというと、
一般的な人は何も気にしていない人が多いと思う、
私のようにTマークの存在さえ知らない人もたくさんいる。

あまりよくないものとは分かっていても、どんな風によくないのか分からないし、
みんな普通に使っているから自分も使う、という人も。

逆にモンサントの言ってることを鵜呑みにしてすごくいい種だと思っている人もたくさんいる。

先日も義父母が親戚のように仲良くしているsitioの人とElvisが話したこと、
彼らは遺伝子組み換えの大豆を生産しているのだけれど、
「遺伝子組み換えの大豆は健康に害はないから自分は食べる。」
と、
なぜ安全だと言えるのかと問えば、
「モンサント社の勉強会に出たら食べても安全だと言っていたから。」
と。

言葉(ポルトガル語)がまだまだ不自由で、
そういう中で自分たちの置かれている食の安全状況を把握して子供の身を守っていく難しさを正直感じている。

それでもあきらめたくないし、
できることはしていきたいというのが私の思い。

最後に遺伝子組み換えのことは日本にとっても遠い国の話でないということを伝えたい。
当初ブラジルに比べて日本の遺伝子組み換えへの対応はよいと思っていたのだけれどどうもそれは間違った認識で、
実際は知らないうちそっと私たちの生活に随分入り込んでしまっているよう。

更に私たちの伝統食で使われる大豆の90%以上は輸入に頼っている、
世界に遺伝子組み換え大豆が蔓延するということは、
私たちの食卓の問題なのです。
ブラジルも含め南米では文字通り命をかけてモンサント社と闘っている人たちがいる、
それは私たちのためとも言えるのです。
海を越えた友を苦しめて手に入れている豊かさが本当の豊かさと言えるのかな。

人にはそれぞれ生きる上で優先順位があると思う、
私にとって家族の食の安全は一番と言えるほど優先事項なのだけれど、
それを過剰な反応だと感じる人もたくさんいるとも思う。
でも問題はそれが自分の意思で本当に考えて決めていることなのかということ。
私がここに書いたことは間違っていることかもしれない、
でも自分なりに調べて自分の頭で、心で真剣に生み出した答え、
3.11以降政府も、TVも新聞のニュースも、信用ならないものだということがハッキリした、
私たちひとりひとりが目を覚まし、ちゃんと自分の頭で考え真実を見つめる目を持ち行動することが、
今とても大切なことだと思う。
だからもしこれを見てなにか気になった人がいれば私と反対意見でも、
どんどん調べてみて欲しいなと思う。

なんだかまとまりのない文章で、
あまり吐露したくはないマイナスな心境も書いてしまった。
でも書かずにはいられないほど深刻なことだとも思っている。
そして私のように感じている母親たちへのメッセージにもなれば、と。

痛みを伴う事だけれどブラジルにきて身を持って知ることができたことは良かった、
自分の頭で考える力と、真実を見つめる力を与えられた。

あとは何事もPower of LOVEで繋がって乗り越えるのです!
だって私たちは母親でしょ、絶望してばかりいられない、
そして愛の力はこんなにも美しくてあたたかくて強いから。

※私が遺伝子組み換えの情報について参考にしているブログ→ Click!
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ドナおばさんの天然酵母パン作り。 - 2013.06.10 Mon

我が家の男子が大好きな、
ドナおばさんの天然酵母パン作りを習ってきました。

ブラジルも都市部では日本とあまり変わらないけれど、
sito(農家)ではまだまだ手作りの暮らしが残っています。

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シダおばさんの酵母はイタリア系ブラジル人のお姑さんから受け継いでいるもの、
日本でいうなら糠床を受け継いでいるようなものかな。
発酵文化はどこの国でもあってこうして大切に受け継がれているものなんだな。

夕方頃に酵母を発酵させ始めて、夜にコネコネ。
一晩ゆっくり生地を発酵させて朝早く形を作って2次発酵。
お昼頃オーブンに入れて1時間ほど焼いたら、
大きな大きな美味しいパンが3つ出来上がり。

_3247854.jpg
ブラジルで自家製パンというと大抵こういう形をしています。

ここへ来てパン作りを始めて、
ホームベーカリー→市販のドライイーストで手作り→天然酵母で手作り
と移行していったけれど、
何よりも天然酵母で発酵していくパン生地の様子にはいつも感動させられてしまうのです。

発酵の手助けをしてあとはゆっくりと時を待つ。
この“待つ”という行為が自然には大切なことなんだなと。
私たちは何もかも便利に、早くを求めてきたけれど、
何を生き急いでいるのだろう、
子育ても、
少し手助けをしてあとはゆっくりと待つということが大切なのかもしれない、
適切な環境におくと自分のチカラで膨らんでいく酵母の働きをみながら、
思わず子育てと重ねてしまうRuなのでした。

とはいいつつ、
体に良くないよな~なんて思いながらも市販のドライイーストに頼ってしまう時も。
まだまだ“待つ”というこういに余裕が足りないな。

ポルトアレグレで出会った植物たち。 - 2013.05.23 Thu

ポルトアレグレはブラジルの最南州。
私たちの拠点であるパラナと気候が違うこともあって、
見たことのないフルーツや植物にもたくさん出会ったのです。

一番のお気に入りはこれ。
Capuchinha
_1207512.jpg
葉っぱの部分、そしてお花の部分も食用。
サラダに添えたり、ごはんに添えたり、
それだけで華やかなお食事になってとてもかわいい。
味はルッコラのようなほのかな辛みがあってそれもお気に入り。
ベルナデッチからはパンに入れて焼くと美味しいとも聞いた。
帰ってきて早速種を蒔いたので開花が楽しみ。

こちらはhorta do peixinho。
日本語に直訳すると“畑の魚ちゃん”。
かわいらしい名前にきゅんとしてしまった。
_1127317.jpg
表面はふわふわの毛(?)が生えていて柔らかな感触。
食べるとハーブの爽やかな辛み。
サラダに入れたり、炒めて食べる。

hibisco
これは乾燥させてお茶にしたり、
ジャムにしたり。
_1157432.jpg
甘酸っぱくて美味しい!
弓場農場ではこれで作ったジャムを梅ジャム呼んでました。

名前は忘れてしまったのだけど、、、
この葉っぱを食べてびっくり!
まるでお砂糖のように甘い。
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シロップの原料となるそう。

黄色い小花が可愛らしい、
Erva doce
_1157434.jpg
ハーブ茶としてよくみかけます。

こちらも名前を忘れてしまったのだけれど、
実を開けると赤い種がたくさん。
インディオはこれを顔料として使っているんですって。
_1157435.jpg

他にもたくさんのフルーツ、植物に出会えてとてもおもしろかった。

それにしても自然界には、
辛味、甘味、苦味、酸っぱ味、
全ての味が豊富に備わっていることに改めて驚かされました。

私が知っているものはごくごくご~く一部。
それでもこんなにもたくさん味覚のギフトが、
すごいな~。
もっと心の目を開いて自然の贈り物に出会っていきたい。



イタリア系ブラジル人ベルナデッチの料理。 - 2013.01.17 Thu

食べることが大好きなイタリア人の血をひくベルナデッチ、
寒い時期のカフェの他に料理教室の先生もしているそう、

ブラジルを旅しながらまずは100のレシピを手に入れよう!
とひとつの目標にしているRuは早速ベルナデッチ先生にいろいろご教授頂いています。

イタリアの子供が教会で食べるというパンや、
野草入りパンケッカで作るバジルのラザニア、
真っ赤なベテハバ(ビーツ)のペーストなどなど、

今週末にもまたいくつかのパン作りを教わる予定。

つたないポルトガル語で質問しまくってはメモメモ。
食べることは世界共通!
料理ってほんとに楽しい!

ブラジルで覚えたレシピたち、
いつかみんなにも披露しまずぞ。

pan1.jpg

バナナタルト☆ブラジルお義母さんのレシピ - 2012.12.12 Wed

ただ今ブラジルは夏の入口、
農家のお家にはたくさんのフルーツや木の実が生りだしています。

そしてこの時季、庭先でなったバナナをあちこちでもらうのです。
家族では食べきれない量のバナナ、
だんだん腐っていくのを見ているのは忍びない...
こんな時ブラジル人の義母お得意のTorta de Banana(バナナタルト)が大活躍です。

思いついたらすぐできるとっても簡単なレシピなので、
ぜひみなさんも。

Torta de Banana
トルタ ジ バナナ

材料(直径18cmの型)

☆砂糖 ティーカップ1杯
☆バター ティースプーン1/3
バナナ 5本 ※型の大きさによる。柔らかめがいい。

砂糖 ティーカップ大盛り1杯
卵黄 3個分
バター スープスプーン大盛り3
小麦粉 ティーカップ3杯
牛乳  ティーカップ1杯半
卵白  3個分
ベーキングパウダー スープスプーン大盛り1

①バナナは太さによりけり縦に半分または3分割する。

②型をコンロのひにかけ☆の材料を入れキャラメルを作る。
茶色くなったら火を止め側面にも塗る。こげないように注意。

③②に①のバナナを置く。
_C057092.jpg

④砂糖、卵黄、バターをボールに入れホイッパーでよく混ぜる。

⑤④に小麦粉と牛乳を入れ更にホイッパーでよく混ぜる。

⑥別のボールで卵白を硬くなり過ぎない程度に立てる。

⑦ヘラで⑤に⑥をさっくりと柔らかく合わせる。

⑧ヘラで⑦にベーキングパウダーをさっくりと柔らかく合わせる。

⑨③に⑧の生地を流す。

⑩180度~200度に熱したオーブンで30分~35分焼く。

⑪表面に焼き色がつき、ナイフなどをさして生地がついてこなければOK。
_C057095.jpg

⑫お皿にひっくりかえして出来上がり。
_C057097.jpg

ねっあっという間に出来ちゃいます。

生地に入れるお砂糖の量はブラジル仕様なので、
日本人好みにはもう少し控えてもいいかなとも思います。

ブラジルのケーキの味を再現したい方はこのレシピで。

ちなみに、
ティーカップ、ティースプーン、スープスプーンの分量は?
という声が聞こえてきそうですが私にも謎です(笑)
ブラジル流に、細かいことは気にせず。

ブラジル人義母直伝バナナ救済レシピでした~。

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屋久島ぐらし。~mamae terra 家族4人持続可能な巣作りの記録~

2012年2月から3年のブラジルオーガニック家族旅&エコビレッジ生活を終え帰国。 新メンバーSoraを迎え家族4人屋久島ぐらしをスタートしました!

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Author:Onuki Family
日系ブラジル人の夫、娘2人と私。

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