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2017-11

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楽園の辛い日々~HARD TIMES IN PARADAIS ~ - 2015.11.07 Sat

姉から借りた本がすごくよかった。

『楽園のつらい日々 HARD TIMES IN PARADAISE』
デビッド&ミッキ・コルファックス著

反戦運動などラジカルな政治信条ゆえに大学教授の座を追われたデビッド、
当てにしていたアフリカでの就職も無くなり、
3人の幼い息子(うち一人養子、後に更に一人養子を迎える)たちと、
電気、水道、電話のない木々の生い茂る荒れ地を、
全くの素人ながら拓いて家を建て自給自足していく家族の実話。

いや~これがすごいのよ。
もうアクシデント(不運)の連続なのだけれど、
家族が一丸となっていろんな人生のシーンを切り抜けていく、
日々ハードワークで、
いつも資金不足で、
薪を売ったり、
そのうち子供たちのアイディアで家畜をし始めて(彼ら中心で)、
それが家族の重要な資金源になっていったり、
最終的にこの子供たちはハーバード大学に入学するまでに至るんだ。

ハーバード大学へ行ったってことが重要なことじゃないけど、
(学校教育が全てじゃないってことの証明としては重要かな)
子供は自分たちの興味のあることは強制されなくてもどんどん吸収していくし、
無限のパワーがあるんだってことを改めて確認したよ。

デビッドは移住して最初の3年後、
精神的にも体力的にも疲れ、
お金もほぼ底をつき一年教授職に戻るのだけど、

「見るもの、聞くもの、どれも慣れ親しんだ世界。便利な暮らし。自由気ままな消費生活。秩序だった安心できる世界。
ただし、あんまり深く考えなければの話だ。とにかく、なんと楽な生活だろう。あの私たち山の上で過ごした日々にくらべれば」

と奥さんミッキのコメント。

そして一年後には結局家族全員一致で、
みんなで一生懸命に、毎日毎日働き、
生活を保障する定期収入をあきらめ、
電気も、電話も、お湯もない不確かな未来へ帰っていくこと、
を決めるんだ。

ここに共感。

私たちの屋久島ぐらしには、
電気も水道もガスもあるけど、
お風呂は五右衛門風呂で、
料理も薪に移行しつつあり、
トイレはコンポスト、
自給自足の畑作りも始めて、
低収入の低出費。

私たちも不確かな未来だけど、
やっぱり“便利で楽な暮らし”にはもう戻れないと思う。

不便で不確かな、
でも魂が求める道を選んだ私たちに、
励ましも与えてくれる本だった。



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久しぶりにはじめますよ。 - 2015.09.26 Sat

あっと言う間に1年以上、
ずーっと更新してなかったブログ。

今私たちは屋久島ぐらしをしています。

ブラジルのエコビレッジIPECに残ってくれないかと言われ、
ぐるぐる悩んでいた時にお腹に新しい命がやってきた。

ある晩のことエコビラの家から月を眺め、
「私はどこに居ても幸せだ。」
ってことに気づいてここに残ってもいいとも思ったのだけど、
妊娠を機にガーッと日本への気持ちが高まって9月にIPECを去ることになった。

10月に帰国、
出産から屋久島移住までどんどん事が進み、
ブラジル生活を振り返るという感じにもならず、
なんだかブログも書けずにいたけれど、

ここにきて再開したい気持ちが高まったのではじめます。

いろいろあったけど、
いやいろいろあって宝物のようなかけがえのない日々になったブラジル親子旅生活、
そしてやっぱりかけがえのない屋久島移住生活について書きたくなった。

屋久島ぐらしのこと、
ブラジル生活のこと、
私の目を通してのいろんなこと。

綴っていきます。




ブラジルで見たワールドカップ。 - 2014.07.10 Thu

ブラジル時間午後7時、対ドイツ 1-7、
ワールドカップブラジル戦が終わった。

IPECに来るような人はアンチW杯の人ばかり、
見たい人のためにこの時期だけアンテナが繋げられたけれど、
しっかり鑑賞していたのは半分くらいだったと思う。

日本ではどんな風に観ていたのか、
エコビラでのワールドカップへの温度はすこぶる低かった。
ブラジルが負けたとて悲しむ人もいなければ、
正直ブラジルが負けて喜んでいる人もいた。

なぜか、
「教育のこと、医療のこと、全てがないがしろにされて、たくさんの人が苦しんだ、
ブラジルが勝ったら皆喜んで国が私たちにしたひどい事が忘れ去られてしまう。」
と。

実のところそういうことに敏感なアンテナを持っている人たちだけでなく、
サッカー好きのブラジルにおいてW杯をこの国で行うことに喜んでいる人に出会ったことがない。

要約して言えば、
教育にも医療にも最低限の暮らしを送るための援助が必要な場所にも使うお金がないのに、
W杯の為には湯水のように使うお金があるのか、と。
物価もあがり、文字通りたくさんの人が命も落とした。
たった1ヶ月のお祭りのために。

東京オリンピックが決まりやるせない気持ちを持っている人が日本にも少なからずいると思う、
でもどんな人でも貧しい人を見ないで過ごすことができないこの国では、
もっともっと多くの人々がそうだった。
各地で反対デモも行われ、
それでもこうして開催されてしまう。

非力な私たちに何ができるのか、
結局何も変わらないさ、とただうな垂れるか、
それとも怒りを持って立ち上がり大きな何かに立ち向かい続けることなのか、

私はどちらもNO。

今自分たちに可能な道はパーマカルチャー的な生き方だと思う。
ううん、パーマカルチャーという言葉のくくりに関わらず、
“持続可能な生き方”。
自分の足元から見つめ直し広がりを持っていく、
それしかもう道はないのじゃないかとさえ思える。

私たちは生まれた時から“便利”に浸かってきた、
(いや便利が悪い訳じゃなくて、その対価がなにかということ。)
W杯もオリンピックも4年に1度当たり前にあってそれなりに楽しみだった。

そんな私たちにとっては持続可能な生き方への道は昔に戻るようであって新しい道でもある。
目印は心の底が喜ぶところ。

ブラジルで見た今年のワールドカップはいろんな事を教えてくれた。

日々、なにを見、なにを聞き、なにに触れるか。 - 2014.03.28 Fri

先日日本人の友人に日本の小説を借りた。
ある青年が全国の亡くなった人々を悼む(いたむ)旅をするというのが話の核になっている。

久しぶりの新しい日本語の本、嬉々として読み始めたのだけれど、
本の内容から事故、自殺、殺人、暴力団、売春などのキーワードがちりばめられ、
すっかり気分が落ち込んでしまった。
途中で胸苦しくなって止めようかと思ったのだけれど、
せっかくの日本語の本なんだからという変な欲(?)で上下巻一気に読み、
いろんな事が頭を駆け巡ってその夜は寝つきが悪く変な夢も見て困ってしまった。
自分の胸になにか黒々としたものが残った感じ。

人が普段どんなものを見、どんなことを聞き、どんなことに触れるか、
というのはつくづく大切なことだと思い出された。

自殺のニュースが流れるとその時期一気に自殺者が増えるという、
殺人報道が流れるとそれに似たような事件が起きるという。

ブラジルのTVでは24時間凶悪犯罪のニュースが垂れ流され、
人々は日々おびえて暮らしている。

ブラジルに来た当初は、
物珍しさと、語学の勉強も兼ねて、
と娘が寝た後のドラマの時間をそれなりに楽しんでいたのだけれど、
始終言い争いや強盗のシーンが出てくるので気が滅入ってやめた。

旅では食のこと、教育のこと、土、地球のこと、愛のこと、
それらに真摯に向き合う人々と出会い語り合う、
そこに浸っていると地球は良い方向に変わっていっているんだ、
私たちは未来に良いものを残せるんだって希望と愛にいつも溢れていられる。
自然に読む本も見る映画もそういものを選んでいく。

アマゾンに住むインディオには、
いじめも、鬱も、自殺も、殺人もないという。

私たちの周りには心に闇を落とすような、
とんでもない想像を掻き立てるような、
そういうもので溢れすぎてしまっているんだ。

だからこそ、
自分自身でちゃんと選んで、
特に人生の土台作りをする子供には、
彼、彼女らが日々なにを見、なにを聞き、なにに触れるかということに、
ことさら注意をしなくちゃいけないと思う。

シュタイナー教育では17歳まではTVも映画も全く見せない方がよいと聞いた。
今の時代それは難しいので、
Uiと通っている今の園では少なくとも7歳までは見せないでと勧めている。
シュタイナーのコミュニティであるここのデメトリアでは、
TVの無い家庭の方が多い、
だから特に園児の中で誰がTVを見ているか、見ていないかというのが、
聞かなくてもその子たちの動きでハッキリと分かるそう。

7歳までは夢の中で。
シンプルで、アナログで、自然なものにたくさん触れさせること、
そしてそれは今の私たち大人にとっても大切なことだよね。

日々、何を見、何を聞き、何に触れるか。
それこそが私たちの大切な人生をつくっていくんだ。

旅休息中、更新再開するぞ~! - 2014.02.09 Sun

去年の6月末から再開した親子WWOOF、
約6ヶ月の旅を終え義父母の農家へ戻り、
年末年始は日本から姉親子を迎え、
あっという間にばたばたと今に至りました。

FBにばかり出没してblogはすっかりおざなりに、
時間的にも性格的にもあれもこれもできなくて^^;

年越しに訪れた弓場農場で出会ったブラジリアに留学中の女の子に親子WWOOFをしていると話すと「ブログ知ってます!」と言われ、
嬉しいのと、あぁ少しは誰かの役に立ててたんだなというのと、

という事でブラジル親子WWOOFブログ再開します!
記憶を半年以上前に戻して旅のはじまりから。

とりあえず今日は再開宣言。

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屋久島ぐらし。~mamae terra 家族4人持続可能な巣作りの記録~

2012年2月から3年のブラジルオーガニック家族旅&エコビレッジ生活を終え帰国。 新メンバーSoraを迎え家族4人屋久島ぐらしをスタートしました!

プロフィール

Onuki Family

Author:Onuki Family
日系ブラジル人の夫、娘2人と私。

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