topimage

2017-08

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

自宅出産を支えるスーパー助産師グループ“HANAMI”(長文)。 - 2013.05.31 Fri

今回年末年始の旅で、
ブラジルにきてとても楽しみにしていたことのひとつを果たせた。

それは、
フロリアノポリスにある自宅出産を支える助産師グループ“HANAMI(ハナミ)”のメンバーと会うこと。
ブラジルにきて初めて来た時は時間が無く泣く泣くあきらめたので念願のコンタクト!

さらにこの数ヶ月前、自宅出産が禁止になったというようなニュースを見、
もしかしたら活動停止になっているのではと思っていたので、
彼女たちに会える喜びもひとしおだった。

滞在中ちょうど開かれた月一の説明会に重なり参加。
アパートの小さな一室で8組ほどのカップルとHANAMIのスタッフと熱気に包まれた中、
あっという間の2時間の説明会。
ポルトガル語がまだまだ初心者で主人の通訳に多くを頼り色々と歯がゆさの残るものでもあったけれど、
とても素晴らしい出会いだった。

彼女たちの存在を知ったのは日本にいた時のこと、
妊娠中友人からプレゼントしてもらった三砂ちづるさんの本に出会ったのが最初のキッカケ。
その著書を通し三砂さんはブラジルに住んでいた経験があり、
「助産婦のいない国に助産婦を作る」という活動をされ、
ブラジルで助産師育成のお仕事をされていたことを知った。

ブラジルは世界で最も帝王切開率の高い国、
自然出産を望み助産院に通っていた私は、
ブラジルで第2子を出産することになっても同じような所に通いたいと思っていたので、
どうにか三砂さんと連絡を取り彼女が関わった助産師さんを紹介してもらえないかと思案していたところ、
思いが届きブラジル行きの数ヶ月前ご本人にお会いし、
HANAMIを紹介してもらうことができた。
(三砂さん、著書から溢れ出す凛とした強さと大地の母のような優しさに心打たれていたけれど、お会いしてますます好きになってしまった!)

HANAMIは日本の“花見”からとったグループ名。
日本の助産院で研修を受けそれを元に妊婦さんのケアをしている。

前述したようにブラジル世界一帝王切開率の高い国。
私が会った人と話した感触でも自然出産は珍しい。

帝王切開になる理由は、
自然出産は痛いからと最初から帝王切開を選ぶ人、
又は医師から自然出産は難しいと言われ予定帝王切開をする人、
陣痛から始まってもすぐに帝王切開に切り替えられた人というのが多い。

実際にその場にいたわけではないからいい加減なことは言えないけれど、
医師の都合により不必要な帝王切開が多いのではないかと思う。

更にブラジルでは自宅出産を禁ずる法律もできた。

そんな中彼女たちHANAMIは周囲と戦いながら活動をしていた。
医学生や医師から批判されたり、インターネットで中傷されたり、国にも毎年罰金を支払っているとのこと。
電話などで手助けしてくれる医師はいるけれど、公に関わることを恐れている。
また出産費用はさして高くなく、
お金がない人には何かと交換(過去に家具や、結婚式のバンドなど)も受け入れる、
そんな状況だから別の仕事を掛け持っている方もいてその志に感銘、
苦悩もたくさんあることと思うけれど、
自宅(自然)出産の素晴らしさを伝える輝いた笑顔と良いエネルギーに満ち溢れたスタッフの方たちとの出会いに胸が熱くなった。

一方、帝王切開が主流のブラジルにおいて、
更に日本のように医師との連携ができていない状況で、
妊婦さんに理解してもらう事も難しいことも理解できた。
そしてやはり質問はその安全性に集中していた。

なんとHANAMIは帝王切開後の自然出産も受け入れている、
日本では助産院はもちろん病院でさえあまり受け入れるところが無く、
また緊急の時は数十分以内に手術できる状況でないといけない、という事を学んでいたので、
出産は命懸けどんな状況になっても全てを受け入れる覚悟を、
と思っている私でさえもリスクを考えるとここでのVバックには踏み切れないと思った。
彼女たちの覚悟は相当なものだ。

このブラジルで自然出産の大切さという価値観を共有できる人に出会えたこと、
輝くエネルギーで誰かの為に頑張られている人に出会えたこと、胸に、体中に響きわたった。

一方で私は日本という国に生まれ育ち、
出産に際して助産院という場所に出会えたことをとても感謝した。

また病院の出産に関しても日本の女性は手厚い助けを受けている。
ブラジルは帝王切開でも翌日には出されてしまう。
(理由はお金がかかるから。)
いろいろ考えるところはあるけれど、
私たち日本人女性は幸せなんだなと思った。

出産は母子共に元気なら100%OK!
でもやはり自然出産やそこへむかうプロセスや心の持ち方で、
その後の子育てから人生への向き合い方までも大きく変わってくると私は思っている。
そして何より女性にとって、またその家族にとっても素晴らしい経験だ。

愛情深いブラジル人が不必要な帝王切開をすることなく、
HANAMIのような助産師グループの下で出産をすることができたら、
もっともっと素晴らしい国になるのではと思うのは考えすぎかしら。

フロリアノポリスのスーパー助産師グループHANAMI、
これからも応援していきます。

582459_241680315964624_2020461289_n.jpg
スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

http://hayamabrazil.blog.fc2.com/tb.php/122-d68f57de
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

廃材で手作り椅子。 «  | BLOG TOP |  » つながり合うオーガニックな人々。

屋久島ぐらし。~mamae terra 家族4人持続可能な巣作りの記録~

2012年2月から3年のブラジルオーガニック家族旅&エコビレッジ生活を終え帰国。 新メンバーSoraを迎え家族4人屋久島ぐらしをスタートしました!

プロフィール

Onuki Family

Author:Onuki Family
日系ブラジル人の夫、娘2人と私。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

屋久島ぐらし。 (3)
家族のこと (5)
畑のこと (3)
マタニティライフ (8)
出産 (6)
子どもとの日々 (17)
お出かけ (4)
つれづれ (13)
未分類 (9)
ブラジル食 (15)
ブラジル旅 (45)
ブラジルライフ (18)
日系のこと。 (2)
ブラジル移住計画 (10)
ブラジル子育て (9)
葉山ライフ (14)

検索フォーム

RSSリンクの表示

お気に入りブログ

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。