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ブラジル遺伝子組み換え食品事情、ある母の視点。 - 2014.02.23 Sun

ここに来て私が特に食について気を付けていることは、
“遺伝子組み換え”食品について。

日本にいる時から食べ物には気を使っていたつもりだったけれど、
それはお肉はたまにとか、海藻や野菜、乾物、発酵食品をなるべく取るとか、
出来合いのものは買わない、とかそう言った類のもので、
遺伝子組み換えの食品については深く考えたことはなかった。

商品の袋に記されている"遺伝子組み換えではない大豆”というのを目にする、
ただそれだけだった。

ブラジルに来て1年が過ぎた頃、
ジャムやベジタリアンパテを製造しているMarabuという以前WWOOFでお世話になったホストを再度訪ねた時、滞在当時から気になっていたけれど質問しそびれていたことを聞いた、

「なんでここではひまわり油を使ってるの?」
ブラジルでは大豆油が一般的に消費されていて、
旅の合間にお世話になってる義父母の家でもそうだったから。

答えは、
「大豆油は遺伝子組み換えだから。」
ものすごくショックだった、
一年もの間何も知らずに娘に遺伝子組み換えの油を与えてきてしまったのかと。

でも油だけじゃなかった。

それから数か月後遺伝子組み換えの商品にはマークがついているという事も遅れて知った。
(△黄色のTマーク。)
_2230499.jpg

そうなるとどんどん目に入るようになったTマークの数々。

ブラジルの伝統食ポレンタやケーキでよく使われるとフバ(とうもろこしの粉)、
Uiの大好きなポップコーンなどのとうもろこし商品、
ほとんどの家庭やレストランで使われている大豆油、
家畜用の飼料、
ベーキングパウダーにまで。

“遺伝子組み換え”というものが一気に身近になった、
いろいろ調べた。

遺伝子組み換え食品の危険性(腫瘍、がん、不妊など)はネットで調べればいくらでも出てくるので詳しくは他に譲るとして、
それらの事実を知った上で大切な娘にそれを与えるというのは形容し難い胸の痛み。

食のことはとてもデリケートなことで難しいのだけれど、
Uiのことを思うと背に腹は代えられぬ、
義父母にも説明して家庭には遺伝子組み換え商品を入れないように協力をお願いした。

それでも一歩家庭の外で食事すれば、
ほぼ確実に遺伝子組み換えの食品を口にしてしまうという現実。

食や健康への意識が高いWWOOF先のホストでさえ、
100%遺伝子組み換えのものは使っていないというところに正直出会ったことがない。
それはベーキングパウダーだったり、ニワトリの飼料だったり、
気になっているけれどしょうがないと許容しているようだった。
それだけブラジルには蔓延してしまっている。

それでも家に引きこもっているわけにもいかず、
家庭でできることは全てして、
外でご飯を食べる時は食事を与えられることに感謝する、
作って下さった方に感謝する、
という方に心を置く。
それは本当にそうだし、ストレスだってよくない。
ちなみにWWOOFに行くときは非遺伝子組み換えの油、BP、ポップコーンのとうもろこし、フバなどは自分たちで用意して持ち込んでいる。

事実を知っていくと遺伝子組み換えのよくないのは食事として体に取り入れる危険性の他に、
生態系を狂わせる、農家を、またその近隣住民を苦しめる、
実際多くの人が命を落としているという事実を知った。
一部の人が儲けるために多くの人々が苦しめられる、
何かに似てない?

そう私には原発と重なる。

3.11以降も無関心の人もいれば、
食べ物による内部被ばくから子どもの身を守るために必死に頑張ってる母親たちもいる。
放射能に汚染されている食べ物だって、
遺伝子組み換えの食べ物だって、
そこに危険性をはらんでいるなら愛しい我が子に食べさせたくないというのが母親の心理だと思う。

そこで毎日の生活のことと様々なことを天秤にかけながら、
ここまでは許容できるという範囲を胸の痛みを感じながら決めていく。

ブラジル人の遺伝子組み換えの態度はどうかというと、
一般的な人は何も気にしていない人が多いと思う、
私のようにTマークの存在さえ知らない人もたくさんいる。

あまりよくないものとは分かっていても、どんな風によくないのか分からないし、
みんな普通に使っているから自分も使う、という人も。

逆にモンサントの言ってることを鵜呑みにしてすごくいい種だと思っている人もたくさんいる。

先日も義父母が親戚のように仲良くしているsitioの人とElvisが話したこと、
彼らは遺伝子組み換えの大豆を生産しているのだけれど、
「遺伝子組み換えの大豆は健康に害はないから自分は食べる。」
と、
なぜ安全だと言えるのかと問えば、
「モンサント社の勉強会に出たら食べても安全だと言っていたから。」
と。

言葉(ポルトガル語)がまだまだ不自由で、
そういう中で自分たちの置かれている食の安全状況を把握して子供の身を守っていく難しさを正直感じている。

それでもあきらめたくないし、
できることはしていきたいというのが私の思い。

最後に遺伝子組み換えのことは日本にとっても遠い国の話でないということを伝えたい。
当初ブラジルに比べて日本の遺伝子組み換えへの対応はよいと思っていたのだけれどどうもそれは間違った認識で、
実際は知らないうちそっと私たちの生活に随分入り込んでしまっているよう。

更に私たちの伝統食で使われる大豆の90%以上は輸入に頼っている、
世界に遺伝子組み換え大豆が蔓延するということは、
私たちの食卓の問題なのです。
ブラジルも含め南米では文字通り命をかけてモンサント社と闘っている人たちがいる、
それは私たちのためとも言えるのです。
海を越えた友を苦しめて手に入れている豊かさが本当の豊かさと言えるのかな。

人にはそれぞれ生きる上で優先順位があると思う、
私にとって家族の食の安全は一番と言えるほど優先事項なのだけれど、
それを過剰な反応だと感じる人もたくさんいるとも思う。
でも問題はそれが自分の意思で本当に考えて決めていることなのかということ。
私がここに書いたことは間違っていることかもしれない、
でも自分なりに調べて自分の頭で、心で真剣に生み出した答え、
3.11以降政府も、TVも新聞のニュースも、信用ならないものだということがハッキリした、
私たちひとりひとりが目を覚まし、ちゃんと自分の頭で考え真実を見つめる目を持ち行動することが、
今とても大切なことだと思う。
だからもしこれを見てなにか気になった人がいれば私と反対意見でも、
どんどん調べてみて欲しいなと思う。

なんだかまとまりのない文章で、
あまり吐露したくはないマイナスな心境も書いてしまった。
でも書かずにはいられないほど深刻なことだとも思っている。
そして私のように感じている母親たちへのメッセージにもなれば、と。

痛みを伴う事だけれどブラジルにきて身を持って知ることができたことは良かった、
自分の頭で考える力と、真実を見つめる力を与えられた。

あとは何事もPower of LOVEで繋がって乗り越えるのです!
だって私たちは母親でしょ、絶望してばかりいられない、
そして愛の力はこんなにも美しくてあたたかくて強いから。

※私が遺伝子組み換えの情報について参考にしているブログ→ Click!
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